栄養を制して健康に生きよう!

こんにちは!筋トレ好き脳外科医、「のうきん」です!

こんにちは!

筋トレ好き脳外科医、「のうきん」です!

このブログは

栄養について正しく学び健康寿命を伸ばす

をコンセプトにお話をしようと思います。

  1. 最近太ってきたけどどうしたらいいのかな?
  2. 健康的な食事って具体的にどうしたらいいの?
  3. 病院だとなんか相談しにくいな・・・

そんなことを思った方は是非最後まで読んでください!

そんなことを思った方は

是非最後まで読んでください!

健康寿命って何!?

「平均寿命」とは、「0歳における平均余命」のこと。

「平均寿命」とは、

「0歳における平均余命」のこと。

一方「健康寿命」とは、

健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと。

つまりは

平均寿命ー健康寿命=日常生活が制限される不健康な期間

ということです。ちなみにこの健康寿命ってどれくらいだと思いますか?

厚生労働省. 令和2年版 厚生労働白書.

注目すべきは

  1. 男女とも10年前後の不健康な期間がある
  2. 不健康な期間はこの15年でほとんど変わらない

ということです。

どうですか?健康寿命を伸ばして、あなたの豊かな10年間、取り戻したくないですか

では、この健康寿命をどのように伸ばしたらいいのか、考えたいと思います。

なぜ栄養なのか!?

健康寿命延伸のための提言

健康寿命が改善していない、という経過を踏まえて、

2021年に「健康寿命延伸のための提言」というものが発表されました。

これは国立高度専門医療研究センター6機関が協働して作成した、

健康寿命を伸ばすために注意すべきこと10個の提言です。詳しい内容はこちら。

喫煙心理・社会的要因
飲酒感染症
食事健診・検診の受診と口腔ケア
体格成育歴・育児歴
身体活動          健康の社会的決定要因
電子化医療情報を活用した疾患横断的コホート研究情報基盤整備事業(6NCコホート連携事業). 
疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)Ver. 1.0. 2021年2月

なんと10個中3つは栄養に関わるものなんです。

 飲酒:もちろんお酒について

 食事:栄養素のバランスについて

 体格:その人に合った食事摂取量について

ですね。なので健康寿命を伸ばすために栄養を学ぶことは

  1. 国も推奨している
  2. 提言の10個中3個が満たされるためコスパが高い

というわけなんですね。

全ての人に関係する

先ほどの10個の提言を見てみると、感染症、生育歴、育児歴など

人によってはあまり関係ないところもありますよね。

しかし栄養を取らずに生活できる人はいません。

なので、栄養は全ての人に必要な知識と言えます。

また家族や友人など、あなたの大切な人にもその知識を共有することができます。

さらに栄養は毎日の生活に関わってくるため、少しの意識が大きな効果を生みやすいです。

そういう意味でも栄養を学ぶことは、コスパがいいと言えますよね!

なぜ脳外科医!?

①健康寿命を下げる疾患は

では、具体的に健康寿命を低下させる疾患はなんでしょうか?

厚生労働省の報告では要介護5認定(=寝たきり)の要因1位、それが脳卒中です。

                                              厚生労働省 国民生活基礎調査の概況

寝たきりになる人の4人に1人は脳卒中が原因と言われています。

僕は現在も総合病院で脳神経外科医として勤務しております。

そして直に経験します。

脳卒中で寝たきりになる人が本当に多い!

寝たきりにまでならなくても、

介護が必要になる人職を失ってしまう人もとても多いです。

そして、脳卒中を発症された方や家族の方の多くが言われます。

「まさか自分がなるとは思わなかった」

②脳卒中と栄養

脳卒中の原因の半分以上に高血圧と動脈硬化があります。

高血圧と動脈硬化は脳卒中だけでなく、

心筋梗塞など平均寿命を下げるような重篤な疾患にも影響します。

そしてそれらの予防において最も重要な物の一つは栄養です。

すなわち正しい栄養知識を学び、実践することは

脳卒中の予防、健康寿命の改善につながると言えます。

脳外科医は病院を受診した方、搬送された方にしか治療はできません。

しかし、それでは脳卒中の予防はできません。

これからは、正しい栄養知識を発信することで、病院に運ばれる前に脳卒中を治す。

そして健康寿命を伸ばす。

そんな思いで、脳外科医が栄養のブログを作ってみました。

③認知症と筋肉と栄養と

さらに要介護者になる原因の第2位、3位には認知症と、

高齢による衰弱・転倒・骨折がきています。

認知症は様々な原因がありますが、予防法の1つに栄養管理があります。

ビタミンや大豆などは認知症の予防効果があるとされています。

また衰弱・転倒・骨折は筋肉の衰えが原因と言えますが、

こちらも栄養不足が背景となっていることが多くあります。

つまり健康な生活には健康な脳と筋肉が必要不可欠であり

栄養を学ぶことでどちらも鍛えることができる

というわけです。

まとめ

豊かな人生を送るために、健康な脳と筋肉は必須です。

そして僕たちの脳と筋肉を支えているのは日々の食事=栄養です。

栄養について正しく学び、実践し、長く健康な生活を一緒に目指しましょう!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
のうきん
ボディーメイクをきっかけに栄養の重要性に目覚めた現役脳外科医。 病院内では手術で、病院外では栄養で。 日本の健康寿命を伸ばします。