こんにちは!のうきんです。
前回までで、カロリー(エネルギー)について学びました。
次は栄養素についてです。
「栄養素」って聞きなれない言葉ですよね。
栄養素とは「食事から摂る、生きていくのに必須の物質」という意味です。
栄養素はエネルギーになったり、骨や筋肉などの人体を構成する組織になったり、
代謝を補助したりなど様々な作用があります。
今回はこの栄養素について簡単に解説し、
次回からそれらの栄養素について詳しく解説していこうかと思います。
三大栄養素、五大栄養素
三大栄養素、という言葉を聞いたことがあるかと思います。
これはその名の通り、最も重要な三つの栄養素ということです。
ズバリ、炭水化物、脂質、タンパク質です。
炭水化物は糖質と食物繊維に大別され、
糖質は主にエネルギーに、食物繊維は便通を良くしたり、食物の吸収を抑えることができます。
脂質もエネルギーになることができますが、
細胞膜を構成したり、ホルモンの原料になるなど体を作る作用もあります。
タンパク質はアミノ酸という成分によって構成されている栄養素で、
エネルギーになったり、筋肉や骨、臓器などに使用されます。
またアミノ酸自体も神経機能を上昇させるなどの効果があり、身体内で重要な役割を果たします。
これら三つは他にはない「エネルギーになれる栄養素」のため、
三大栄養素と呼ばれるんですね。
またビタミンとミネラルを足して五大栄養素と言うこともあります。
ビタミンは全部で13種類あり、主に代謝を助けたり、免疫機能を上げてくれる物質です。
ミネラルは酸素、窒素、炭素、水素以外の、人間の体を構成している元素になります。
具体的にはNa(ナトリウム)、K(カリウム)、Ca(カルシウム)など全16種類があります。
機能としてはビタミン同様に、
体内での代謝をコントロールする、血圧に関連する、筋収縮を行うなど、
種類によって様々な機能があります。
これらの生きるのに必要な成分が栄養素ですね。
摂取量はどう考える!?
理想的なエネルギー量は、
「望ましい体重を維持できるエネルギー摂取量」でした。
では栄養素はどうでしょうか?
栄養素では
摂取量が少なすぎた場合に起こる欠乏症
摂取量が多すぎた場合に起こる過剰症
が存在し、その中間が適正量となり得ます。
そのため今後は栄養素を紹介していく際には
これらの欠乏症、過剰症が起こらない範囲を紹介していこうと思います。
またエネルギーを産生する3大栄養素については、
エネルギー内に占める栄養素の割合という考え方も重要です。
まとめ
いかがでしたか!?
今回は栄養素について簡単に説明しました。
まとめはこんな感じです。
- 栄養素は生きるために食事から必ず摂取すべき物質
- 栄養素はエネルギーになったり、体を作ったりする
- 各栄養素ごとに摂取すべき量が決まっている
次回からは、まずは三大栄養素について勉強していきましょう。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
健康な食事で豊かな未来を!
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